Purpose

働くひとの健康を世界中に創る

働くことで、健康が損なわれている現実があります。
わたしたちは、カンパニーケアの常識を変えることで「働くひと・組織・社会」が健康になる好循環を実現します。

「働くひと・組織・社会」が健康になる好循環イメージ

iCAREではこのパーパスの実現に向け、Carelyファイブリングスというフレームワークに基づいてカンパニーケアを推進しています。
※カンパニーケアとは働くひとの健康づくりに対する企業の取り組みのこと。

Sustainability

iCAREの目指す社会課題解決

世界における労働災害による損失は世界のGDPのほぼ4%に相当し、一部の国では6%以上にのぼると推計されています。(出所:「仕事の未来の中心にある安全と健康:土台となる100年の経験-東京、2019年」国際労働事務局)

日本では特に健康リスクにつながる長時間労働と生産性の低さが問題視されています。

  • 週労働時間が49時間以上の日本人労働者の割合は18.3%と、先進国中最も多い。(「令和2年版過労死等防止対策白書」厚労省)
  • 日本の労働生産性は、データが取得可能な1970年以降主要先進7カ国中最下位の状況が続いている。(「労働生産性の国際比較2019」公益財団法人 日本生産性本部)

こうした環境下で、iCAREは多様性をもつ従業員の健康データを活用した予防措置により、働くひとの健康と健全な組織づくりを推進し、企業と社会の発展に貢献していきたいと考えています。

iCAREとSDGs

Sustainable Development Goals

iCAREでは社会的な責任と貢献のためSDGs(持続的開発目標)に賛同し、健康管理システムCarelyなどを通してSDGsの達成に取り組んでいます。

  • People
    人間
    3.すべての人に健康と福祉を 5.ジェンダー平等を実現しよう

    Carelyを使って健康診断結果、ストレスチェック、長時間労働など働くひとの健康データを一元管理・蓄積し、働くひとの健康状態を経年で可視化することで予防措置を可能にしています。
    また、蓄積された従業員の健康データを分析し、個人の課題に応じて、運動・睡眠・メンタルヘルスを改善するためのソリューションも提供しています。

    iCARE社内での女性の参画と平等なリーダーシップの機会を確保するとともに、結婚・出産・育児・介護など働くひとの多様なライフイベントを考慮し、時短勤務、フルリモートワークなど多様な働き方を推進しています。(2021年10月現在、女性比率は54%)。

    *がんアライアワード2020シルバー受賞
    *D&Iアワード2022において『アドバンス』認定

  • Prosperity
    豊かさ
    8.働きがいも経済成長も

    以下のソリューションを提供する健康管理システムCarelyを通して、誰もが働きがいを感じられる組織づくりと健康経営を実現します。

    • 健康診断予約、ストレスチェック、ウェルビーイングサーベイ、産業医面談、長時間労働管理、産業医面談記録、ラインケア、感染管理など、企業の健康管理業務を効率化するシステムをSaaSで提供
    • 企業のニーズに応じて産業医紹介、リモート保健師、健康経営コンサルタント、研修などによるプロフェッショナルサービスを提供し、テクノロジーだけでは解決できない領域もサポート
    • 上記から蓄積される働くひとの健康データを多角的に分析し、予防措置による健全な組織づくりを推進
  • Planet
    地球
    12.つくる責任 つかう責任

    iCARE社内では環境負荷の負担軽減に配慮したオフィス環境づくりを推進しています。

    • オフィス家具は転用が44%、レンタル・サブスク利用が41.5%、中古利用が4%となり新規購入を10.5%に抑えることで家具の廃棄や買い替えによる原材料・燃料消費の削減に努めています。
    • オフィス内に個室を作るのではなく、再利用可能なブースやオープンスペースを活用することで内装工事を最小限に抑えています。
    • クラウドシステムを活用することでペーパーレスを推進し、収蔵庫や廃棄に伴う化石燃料の使用削減に努めています。

iCAREの健康経営に対する取り組み

「働くひとの健康を世界中に創る」をパーパスに掲げるiCAREでは、自社の従業員にとどまらず取引先・顧客企業の従業員、そして健康創りのプロフェッショナルである産業医や保健師といった専門家を含めた、産業保健業界で一丸となれる健康経営を進めています。

今まさに働き方の多様化がすすむ日本の労働市場において、一律で紋切り型であった人事制度から、従業員一人ひとりの最大幸福を実現する人事制度へ再構築すべく、「健康」を軸にした働きがいのある組織づくりに貢献していきます。

社内でもCarelyを活用し、従業員の健康診断結果や毎月のストレスチェックなど健康データを一元管理して健全な組織づくりに役立てています。

看護師や保健師など、専門的な資格を持ったメディカルスタッフが社内に多数在籍し、チャットや面談を通して様々な相談に対応し、社員一人ひとりに向き合って健康経営を推進しています。 また、全社での禁煙を促すとともに、年次有給休暇の他、自分自身だけでなく家族の体調不良時にも利用可能な「Self-care Day」やリフレッシュ休暇のための「Chill-out Day」という独自の制度を設け、従業員の健康的な生活をサポートしています。

iCAREの健康経営に関する特設ページ

Management Team

経営陣紹介

山田 洋太
代表取締役 CEO
産業医・労働衛生コンサルタント
石野 良朋
取締役 COO
中野 雄介
取締役 CPO(Chief People Officer)
加藤浩司
執行役員 CFO
和田 圭祐
社外取締役
立岡 恵介
社外取締役
西本 浩二
社外取締役
本橋 智明
常勤監査役
菅沼 匠
非常勤監査役
赤松 育子
非常勤監査役
Company Info

会社概要

会社名
株式会社iCARE
設立
2011年6月
累計調達額
43.8億円
従業員数
147名 (2023年4月時点)
事業内容
健康管理システム「Carely」の開発・運営
代表者
山田 洋太
本社所在地

〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿1丁目23-23 恵比寿スクエア 5階