ブラック企業の特徴とは? ブラック企業のレッテルを貼られるのはこんな企業

ブラック企業の特徴とは? ブラック企業のレッテルを貼られるのはこんな企業

「ブラック企業」という言葉をあちこちで聞くようになりましたが、実際、どのような企業がブラック企業なのでしょうか?具体的にどのような企業なのか気になりますので、ブラック企業の特徴をまとめました。

どんな企業だとブラック企業なのかを、まずは外部から分かる特徴についてお話ししていきます。

ブラック企業の特徴 その1:いつも求人している

求人の頻度が高い会社が絶対にブラック企業と言うわけではありませんが、常に人を募集している企業は要注意です。就職難の中でせっかく見つけた就職先を辞めてしまうというのは、それなりに理由があるのでしょうが、あまりにも辞める人が多い場合、つまり、離職率が高い企業には何らかの問題があると言えます。

ブラック企業の特徴 その2:法定労働時間を守らない過重労働の温床

世の中には、労働基準法や法定労働時間を無視した過酷な労働を強いる企業もあります。このような会社は、労働時間を守らない上に、休日もきちんととれない可能性があります。法定労働時間を守ることは、労働者の心身の健康を保持するためにも必要ですから、あまりにも長時間の労働を強いる企業や「みなし残業」制度には注意が必要です。

拘束時間が長いからと言って、生産性や収益性が高まるわけではありません。また、内閣府が発表した下の資料からは、所定外労働時間が今も多いことが推測できます。

年間総実労働時間の推移
第103回労働政策審議会 労働条件分科会配付資料(PDF)より

ブラック企業の特徴 その3:残業代を支払わないで、労働者は使い捨て

早朝に出勤させたり、深夜まで残業させたりしても、時間外の労働に対する手当を支払わなかったりする企業もあります。過重な労働を強いるのは違法行為ですし、労働に対して正当な賃金を支払わないのも違法行為です。長時間労働に関し、厚生労働省の指導も厳しくなってきて、実際に是正勧告を受ける企業も出てきています。労働基準法は平成22年に改正されていますので、最新の情報を確認し、問題がある場合には速やかに是正しましょう。

人を集めるためか、見た目の賃金だけは良くなっていることもあります。求人票の賃金が、同業他社よりも賃金が高い場合には、みなし残業と称して法外な労働時間が待っていることが多々あります。

時間外(法定外休日)労働の割増率
岡山労働局時間外・休日・深夜労働の割増賃金より

ブラック企業の特徴 その4:休めない

体調が悪くても「とりあえず出社!」「休むな!」では、労働者が体調を崩すのも当然です。労働者を人として考えられない企業では、労災が多かったり、悪質なケースでは労災隠しがされたりすることもあります。労災隠しは、犯罪行為です。労災事故が発生した時には、必要な書類を速やかに提出しなければいけません。

また、無理なノルマを課して、休めない状況を作り出し、裁量労働制という聞こえの良い言葉を悪用しているケースも散見されます。

労働災害の発生
厚生労働省 安全衛生管理の基本(PDF)より

では、実際にブラック企業で働いた場合に分かる内部の特徴も少しお話したいと思います。

ブラック企業の特徴 その5:ハラスメントが多い環境

大きく分けて7種類のハラスメントがあります。

  1. パワー・ハラスメント
  2. セクシュアル・ハラスメント
  3. モラル・ハラスメント
  4. ジェンダー・ハラスメント
  5. アルコール・ハラスメント
  6. アカデミック・ハラスメント
  7. マタニティ・ハラスメント

いずれも、労働者としての尊厳や人格を無視した許されないものです。職務上、弱い立場の人が逆らえない状態のままPTSDになることもあります。

ブラック企業の特徴 その6:職場の環境が古典的な体育会系のような雰囲気

体育会自体に問題があるのではありません。元気や、やる気があれば何でもできる! というような根性論だけで作業をするような社風では、本来の能力がいかされず、問題を上司に相談することもままなりません。また、表面的な都合の良い言葉でその場をやり過ごそうとするケースも見受けられます。

さいごに

ブラック企業かどうかということは、外部からでもある程度は判断できます。自分の家族をその会社で働かせても安全か? 安心か? と考えると、その会社がブラック企業もしくはその傾向にあるかどうか判断しやすいのではないでしょうか。

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