健康経営オフィスとは? 生産性低下を抑えるためにできること

健康経営オフィスとは? 生産性低下を抑えるためにできること

健康経営オフィスとは、労働者が元気に生き生きと働けるように整備されているオフィスのことです。人口減少により一人当たりのパフォーマンス向上が必要になっている今、企業はどのように健康経営を行っていくとよいか解説しました。

健康経営は企業の成長に欠かせない

現在、日本の企業は労働者が少ない中で、柔軟な働き方ができる仕組みや一人ひとりのパフォーマンスを最大限に発揮させるための工夫が望まれています。

このうち、パフォーマンスの向上は、労働者が健康であって初めて実を結ぶものです。個人の健康は今や当人だけにはとどまらず、経営者の問題にもなっているのです。労働者の健康を増進し、保つための対策は企業の存続や成長のための投資とも考えられます。

アブゼンティズムとプレゼンティズムとは?

アブセンティズムは健康問題による欠勤、プレゼンティズムは健康問題による出勤時の生産性低下を表した言葉です。企業としては欠勤者はなるべく減らしたいのが当然ですが、出勤しきている社員の健康状態までは意外と把握できていないことが多いはずです。

生産性が低いと感じるなら、アブゼンティズムとプレゼンティズムを最小限に抑えられていない可能性があり、さらに、この2つを解消するためには、労働者の心身の健康が保たれていることが大前提です。アブゼンティズム・プレゼンティズムを解消し毎日元気に働いてもらうためには、オフィス環境も健康を考えられて整備される必要があります。

健康経営の土台を作るオフィス環境

そこで、着目されるのが健康経営オフィスです。健康経営オフィスとは、健康的な体を作り、保つために整備されたオフィスのことです。日々、労働者が元気に仕事ができるようにさまざまな工夫がなされています。WHOによれば、健康とは、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態と定義されており、健康経営オフィスはこの3条件の達成を目標にしています。

健康経営オフィスをつくる7つのポイント

ですが、いきなり健康経営オフィスを作ろう! と言われてもどうしたら良いかわかりません。健康になり、なおかつ自然と健康的な行動を起こさせるオフィスが理想ですが、そのためには7つの要素をオフィスに取り入れる必要があります。

  1. 快適性…光、音、空気、触感、パーソナルスペースが快適である
  2. コミュニケーション…気軽に会話ができる雰囲気づくりや他部署の仕事を知る機会がある
  3. 休憩や気分転換…リラックススペースやちょっとした遊び、趣味ができる空間がある
  4. 体を動かす…座ったままの作業を減らしたり、健康器具を使える
  5. バランスのとれた食事…健康を考えたメニューが提供される食堂などがある
  6. 清潔にする…手洗い、うがいの推進、身の回りの片付け
  7. 健康意識を上げる…自分の健康状態がチェックできる

このように、労働者が健康的な行動をしたくなるオフィス環境づくりができれば、おのずとアブセンティズムとプレゼンティズムは解消されていきます。さらに、労働者が過ごしやすいオフィス環境は優秀な人材を集め、やりがいを感じてもらえるというメリットもあり、離職者の減少にもつながるはずです。

さいごに

健康経営オフィスを実現する際には、経営者ないしは人事の立場ではなく、企業の労働者の一人として、どのような環境であれば気分よく働けるか、健康になれるかをよく考え分析することが大切です。また、個人の努力や医師だけに任せるのではなく戦略的に健康的な行動を起こさせるためにはどうすべきかも十分に話し合い、オフィス環境を整備していきましょう。

メルマガ登録

カテゴリ
オフィス環境
健康管理