管理職研修が最も効果的!! マネージャに求められるメンタルヘルスの知識とは?

管理職研修が最も効果的!! マネージャに求められるメンタルヘルスの知識とは?

自分の部下の様子がおかしい! 何かあったのではないか? 部下の抱えるストレスや異変に早期に気付いて対処することも管理監督者として求められる要素の一つです。では、そのためにどんな知識が必要なのでしょうか。

管理職に必要なコミュニケーション

管理職研修でのメンタルヘルスケアについて、さまざまな議論がされていますが、そもそも管理職は管理職研修を受けてメンタルヘルスについて何を学べば良いのでしょうか?管理職研修でメンタルヘルスに関して……というと、ほとんどの場合には傾聴が話題になります。それは、管理監督者は日頃から自分の部下が抱えている問題を知り、早期に対処をする必要があるからです。

傾聴というのはカウンセリングのコミュニケーションの技法のひとつです。この傾聴によって相手を理解し、サポートすることにつなげます。傾聴する際には単に話を聞くだけではなく、相手の姿勢や表情、声色やしぐさなどの言葉以外の部分にも注意を払うことも必要です。そして、あいづちを打ちながら相手の話を途中で遮らずに最後まで聞くようにします。部下がどんな背景の下でどんな気持ちで話しているかを理解することに努め、共感する姿勢を示します。

ただ、部下の様子がおかしいと気付いて傾聴したとしても、その傾聴の際の状況と部下の日常を比較するためには、普段から部下とコミュニケーションをとり部下の日常を知っておくことが必要です。普段からコミュニケーションをとっていないことには、傾聴だけをしても効果が得にくいとも言えます。

誰が見ても明らかな遅刻や欠勤、早退のほかにも表情の変化や服装の乱れ、不自然な言動など負担の様子を知っていれば気付くことができる部下の異変は、逆に言えば普段を知らなければ気付くことができないものでもあります。ですから、普段からのコミュニケーションが必要と言えます。

管理職研修で学びたいこと

メンタルヘルスの現状

部下を持ったら、ぜひとも管理職研修を受けてください。特に、ストレスと労働者の健康の関係は優先的に学んでいただきたい項目です。ストレス耐性は人によって異なることを前提に、メンタルヘルス研修の重要性や、メンタルヘルス対策の必要性を認識しておきたいところです。

自分のストレスへの対処

ストレス耐性は人によってさまざまですが、そのストレスの要因になりやすいものについては管理職研修で学んでいただきたい項目です。一口にストレスと言っても、業務に起因するものもあれば、プライベートなものもあります。定型うつと非定型うつの違いの理解も併せて行います。

また、ストレスへの対処法としてのセルフケアも学ぶべきものです。特別な道具や環境を要せずにいつでもできるストレスへの対処法は非常に重要です。考え方を変ることや、自分の思考のパターンを知ることでストレスへのセルフケアをできるようにします。

ラインケア

最初にお話しした傾聴について、その方法や効果を学んでください。部下の個性や部署の特徴、そして職場とストレスの関係性など学ぶべきものは多岐に渡ります。簡単にまとめると、部下の個性を知り、その部署の業務の現状を整理することが非常に重要で、部下のストレスに早期に気付くためにも部下のメンタルの不調につながるような予兆の発見が必要です。例えば、業務が過重な負荷になっていないか、ミスが増加していないか、感情の起伏に問題がないかなど日常との違いを観察する力が求められます。

メンタルの不調者を見つけた時の対処の方法

メンタルの不調は時には労災として認定されることもありますし、部署内にプレゼンティズムの問題が起こることもあります。状況の特殊性を考えると対応方法は柔軟に考えなければなりません。また、休職をした場合には、復帰後のプランについてメンタルの不調者および復帰先の部署の双方への配慮が必要です。復職者を受け入れる側の対応も含め、管理職研修では双方のメンタルヘルスに配慮したプランの作成に関して事例を用いるなどしてより実践的にグループワークなどで見識を深めていただきたいと思います。

さいごに

管理職研修ではメンタルヘルスケアに関して、特にラインケアを重視していただければと思います。部下からの傾聴は非常に重要ですが、マニュアルにとらわれ過ぎることなくケースバイケースで対応できる柔軟さも学んでいきましょう。

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