あいさつが良い組織文化をつくる! 雰囲気が悪い職場を変えるたったひとつのこと

あいさつが良い組織文化をつくる! 雰囲気が悪い職場を変えるたったひとつのこと

あいさつがない職場は後ろ向きな考えになる傾向があることをご存じでしょうか? あいさつはコミュニケーションの基本です。そのうえ社内風土も変えてしまうほど効果的だといわれています。今回は企業事例を交えて職場でのあいさつの大切さを解説します。

あいさつがない職場は雰囲気が悪い!?

人事の皆様、社内でこんな場面を見ませんか?

  • 社員同士のあいさつがない
  • 目を見てあいさつをしない社員がいる
  • 自分からあいさつをせず、あいさつをされても返さない社員がいる
  • あいさつはしても無表情である

もし、これらの中で当てはまることがひとつでもあるなら危険です。「挨拶が組織を変える」~企業風土の改善とあいさつの効用~によると、「適切なあいさつ」ができていない職場は後ろ向き、あるいは、消極的な考え方をする傾向にあるとされています。社員が非協力的だったり、業務効率が悪いなと感じるのであればそれは、あいさつがしっかりできていないことが原因かもしれないのです。

たかがあいさつと思われるかもしれませんが、あいさつはコミュニケーションの第一歩としてとても大事なことですよね。あいさつをするだけで職場の雰囲気が良くなるなら試してみる価値は大いにあるはずです。

あいさつが良い組織文化を作る

無印良品、課長以上は「朝8時」からあいさつ当番!では良品計画の松井社長が職場でのあいさつの大切さを解説しています。

2001年、無印良品は38億円の赤字を出し、その6年後に売り上げを1.5倍の72億円に伸ばす大逆転を成し遂げたことは有名ですよね。ですが、一体何がきっかけで収益アップしたのでしょうか。

松井社長は企業風土を一新する際に、「どんなに良いマニュアルを作ってもコミュニケーションの基本であるあいさつができなければだめ」という考えに行き着いたそう。そこで、課長以上の管理職に朝のあいさつ当番を実施したのです。当時は抵抗する人もいたそうですが、強制せずに粘り強く行っていくことでだんだんと「朝からあいさつをすると気持ちいい」と思う社員が増えていったのだとか。
生産性や効率を上げようとするあまり、業務ばかりに目をつけてしまいがちですが、企業も人とのかかわりあいで成り立っています。円滑なコミュニケーションという地盤ができていなければうまく仕事は回らないということですね。

あいさつを組織文化に取り入れる

それでは、次にあいさつを職場でどのように定着させていくか解説したいと思います。

上司が積極的にあいさつをする

良品計画の例にある通り、上司があいさつをしなければ気持ちの良いあいさつは根付きません。部下からあいさつをされるけれど、あまり自発的にはしないという上司の方は多いかと思います。また、部下があいさつをするのは、「上司とコミュニケーションをとりたいから」というわけではなく「目上の人だから」という義務感からしている可能性もあります。職場をまとめる役割の人があいさつに消極的では、結局はあいさつが根付かず、また元の雰囲気の悪い職場に逆戻りしてしまいますよね。

こまめにあいさつをする

さらに、朝の出勤と退勤時のあいさつだけではまだまだあいさつを根付かせることはできません。休憩や外出する人には「行ってらっしゃい」&「おかえりなさい」、すれ違ったら「お疲れ様です」、何かをしてもらったら「ありがとうございます」とこまめにあいさつをするようにしましょう。上司がこんなにもあいさつを頑張っていれば、部下もあいさつをせずにはいられませんし、親近感も抱きやすくなるはずです。

あいさつは目を見て笑顔で!

そして、あいさつは「相手の目を見て笑顔で」するのが鉄則です。どれだけ頑張ってあいさつをしても無表情だったり仏頂面では良い印象は与えられません。明るい職場にしたいなら上司が明るくあいさつができることが大切です。

強制NG!

とはいえ、あいさつの取り組みを強制するのはNGです。義務感からあいさつをするのでは「嫌なもの」としてとらえられてしまいます。抵抗がある人がいても強制はしないようにしましょう。職場で習慣づけるためには自発的にあいさつをする社内の雰囲気を作っていく必要があるからです。

さいごに

いかがでしたか? 「笑顔でしっかりあいさつを」なんて小学生みたいと思われるかもしれませんが、やはりあいさつはコミュニケーションの第一歩です。企業が社会人としての基本をおろそかにしていてはよい仕事はできませんよね。社内の雰囲気を変えたいと思っている人事の方はまずはあいさつの習慣化から始めてみませんか?

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