Health Management

iCAREの健康経営

健康経営方針

「働くひとの健康を世界中に創る」をパーパスに掲げるiCAREでは、自社の従業員にとどまらず取引先・顧客企業の従業員、そして健康創りのプロフェッショナルである産業医や保健師・看護師といった専門家を含めた、産業保健業界で一丸となれる健康経営を進めています。今まさに働き方の多様化がすすむ日本の労働市場において、一律で紋切り型であった人事制度から、最大”多様”の最大幸福を実現する人事制度へ再構築すべく、「健康」を軸にした組織づくりに貢献していきます。

2021年8月2日 制定
2022年8月1日 改定

3つの健康宣言

  1. 健康課題の解決にフタをせず、経営戦略と紐付いた健康施策に対して健康投資を続けます。
  2. 健康をひとつのきっかけに、をもったコミュニケーションを促進します。
  3. 社員ひとりひとりが健康創りのプロとして誇りを持ち、情報発信に努めます。
株式会社iCARE 代表取締役CEO 山田洋太
株式会社iCARE 代表取締役CEO
山田洋太

健康経営の戦略と指標

企業が主体となって実行する健康づくりは多岐に渡ります。健康診断・メンタルヘルス予防・ウェルビーイング・テレワーク・育休・両立支援など・・・このうち、どのような健康施策を重視するかは企業特性や従業員属性によって違いが生まれます。

iCAREでは、持続可能な事業成長に欠かせない人的資本の構築にあたり、「ナレッジ」・「テクノロジー」・「カルチャー」を軸にした人材戦略を構築しています。近年の人材戦略のうち「離職の発生(年間離職率17.5%)」は、健康経営によって解決すべき課題として位置づけており、特に離職意向につながる環境要因(業務・部署・制度)をサーベイにより定点観測し、従業員発信の健康施策によって解消する計画を立てています。

iCAREの健康経営戦略マップ
iCAREの健康経営戦略マップ

上記の戦略マップ(図)と計画の実行性を確認するために、iCAREでは独自指標である『ファイブリングススコア』を計測しています。※戦略マップのうち「意識変容・行動変容に関する指標」にあたる。

Carelyファイブリングススコアとは

企業が従業員の健康づくりのための人事施策の充実度を5つの側面から点数化した、Carelyの独自指標です。

健康施策を持続的な事業成長につなげるためには、人材戦略にもとづいた選択と集中が欠かせません。そこで経営課題につながる5つの要素「安全と衛生」「健康増進」「働きやすさ」「働きがい」「生きがい」に分類して、自社がどの目的に向けた人事施策を充実できているかを定量的に計測できます。

iCAREの健康経営施策の充実度
iCAREの健康経営施策の充実度
Execute

健康経営の課題と取組の体制

1.柔軟な働き方と休み方

取り組み開始 : 2019年〜
セルフケア目的に使える特別休暇の付与
社内保健師による健康相談窓口の常設

2.従業員参画型の健康施策

取り組み開始 : 2021年〜
ボトムアップ型の健康経営施策
ファイブリングスチャレンジについて

3.データドリブンな職場環境改善

取り組み開始 : 2018年〜
従業員サーベイの毎月実施
ストレスチェック集団分析の社内公開

iCAREの健康経営推進体制
iCAREの健康経営推進体制

健康経営推進責任者

iCAREが推進する健康経営の目的や経営視点での重要性を従業員・取引先・投資家に発信する役割として、CPO(最高人材責任者)が就任。

People部 総務・労務チーム

健康経営の基盤となる労働安全衛生に関連する労務管理と、従業員体験の最大化する施策の計画・実行を担う健康経営実行の主体部署。産業医・健康保険組合など外部専門家との協力体制も築く。

Professional Service部 ESチーム

iCAREの事業であるCarelyにおいて、顧客企業の健康管理・健康経営のコンサルティングを担う産業保健師・看護師のチーム。iCARE社自身の健康課題にあたっても専門的知見からプロジェクトを推進する。

People部 広報・PRチーム

iCAREにおける健康経営の活動について、顧客・取引先あるいは、今いる従業員に加えて将来の従業員になりうる求職者に向けての広報活動を担う。

Disclosure

健康経営に関する情報開示

健康経営に関する外部評価

iCAREの健康経営に向けた取り組みが評価され「健康経営優良法人(大規模法人部門)」と「健康優良企業」に認定されています。

自社の健康経営活動に関する情報発信(一部)

iCAREの健康経営関連の表彰
iCAREの健康経営関連の表彰

健康指標

  • 組織情報
  • 健康診断
  • メンタルヘルス
  • 労働時間
  • 生活習慣
  • ハイリスク者
  • 生産性等
指標
対象者
目標
2021年度の実績
2020年度の実績
備考
従業員数
全従業員
--
130
95
契約形態を問わず常時使用する労働者
平均年齢
全従業員
--
33.5歳
--
平均勤続年数
全従業員
--
約11ヶ月
--
離職率(年間)
全従業員
12%
17.5%
--
医療費(一人あたり)
全従業員
--
18.1万円
--
福利費(一人あたり)
全従業員
--
14.8万円
--
定期健康診断受診率
全従業員
100%
95.7%
95.7%
定期健康診断後の精密検査対象者率
全従業員
--
10%
2.1%
定期健康診断後の精密検査受診率
精密検査対象者
60.0%
0.0%
0.0%
保健指導実施率
有所見者
--
44%
100%
労働安全衛生法に基づく有所見者への保健指導
ストレスチェック受検率
全従業員
100%
100%
100%
高ストレス者
全従業員
10%以下
4.2%
6.3%
「仕事に満足だ」の平均得点
全従業員
2点
2.0点
1.8点
1点~4点。高得点ほど不満足
「働きがいのある仕事だ」の平均得点
全従業員
xx点
1.9%
1.6点
1点~4点。高得点ほど悪い状態
仕事の量的負担の平均得点
全従業員
--
9.4点
9.5点
3点~12点。高得点ほど負担が大きい状態
仕事のコントロールの平均得点
全従業員
--
8.6点
9.8点
3点~12点。点高得点ほどコントロールが良好な状態
上司の支援の平均得点
全従業員
--
8.4点
9.7点
3点~12点。高得点ほど支援が良好な状態
同僚の支援の平均得点
全従業員
--
8.7点
8.7点
3点~12点。高得点ほど支援が良好な状態
活力の平均得点
全従業員
--
2.5点
--
1点~4点。高得点ほど良好な状態
熱意の平均得点
全従業員
--
2.9点
--
1点~4点。高得点ほど良好な状態
総実労働時間(月平均)
全従業員
--
173時間
177時間
所定外労働時間(月平均)
全従業員
--
13時間
17.2時間
法定外労働45時間超発生率
全従業員
--
5.3%
6.3%
100人あたりの45時間超の発生延べ人数(年間)
有給休暇取得率(年間)
全従業員
--
66.1%
45.8%
有給休暇取得日数(年間平均)
全従業員
--
4.7日
5.4日
適正体重者率
全従業員
--
61.0%
53.1%
BMI18〜25未満
喫煙率
全従業員
0%
3.3%
7.4%
運動習慣者比率
全従業員
--
13.3%
14.8%
1週間に2回、1回当たり30分以上の運動を実施
適正睡眠者比率
全従業員
--
56.7%
48.2%
睡眠で十分な休養が取れている
飲酒習慣者率
全従業員
--
10.0%
3.7%
頻度が時々または毎日かつ飲酒日の1日当たりの飲酒量が清酒換算で2合以上
高血圧者率
全従業員
--
2.0%
0%
拡張期血圧 110 mmHg以上
血糖リスク者率
40歳以上
1%
0.0%
0.0%
空腹時血糖が200mg/dl以上
糖尿病管理不良者率
40歳以上
--
0.0%
0.0%
HbA1cが8.0%以上
高血圧者のうち治療中
全従業員
--
0.0%
0.0%
疾病による休職者発生率(年間)
全従業員
--
5.0%
4.2%
100人あたりの休職者延べ人数(年間)
従業員のヘルスリテラシー
全従業員
75%
68.8%
未計測
プレゼンティーズム
全従業員
--
32.5%
未計測
SPQ(東大1項目版)に準じたサーベイによる計測
アブセンティーイズム
全従業員
--
2.6日
1.6日
私傷病による休職の日数
ワークエンゲージメント
全従業員
3.0点
2.7点
未計測
新職業性ストレス簡易調査票における「活力」「熱意」の平均点